中高年の再就職は時間が決め手！退職後90日で内定を勝ち取った目からウロコの再就職必勝法

１００年に一度と言われた米国発の金融危機は、世界中を巻き込み
、日本でも昨年度は大不況の奈落の底に落ち込みました。
雇用状況もその影響をもろに受けて、求人倍率・失業率・あるいは
新卒の内定率等の悲惨な数値に、ただ驚き、嘆くしかない惨状です。
総務省が昨年１２月２５日に公表した労働力調査（速報値）による
と、１１月の完全失業率（季節調整値）は5.2％で、前月より0.1
ポイント悪化しました。
悪化は４カ月ぶりです。。
一方、厚生労働省が発表した有効求人倍率（同）は0.45倍で、前月
比で0.01ポイント上昇しました。
３カ月連続で改善したとはいえ、まだ0.5倍を切っています。
失業率悪化は、物価下落や買い控えなどデフレの影響で卸売・小売
業で失業者が増えたことが要因です。
世界的な経済不況が発生した昨年秋以降、米欧などは緊急の景気
対策に取り組んでおり、製造業分野での雇用は持ち直しています。

しかし、日本では最悪水準の景気状況が依然続いていることで
デフレが進行し、卸売・小売業での就業者は前年同月比４５万人
減少の１０２３万人となっています。
若年層の完全失業率（原数値）は１５〜２４歳で8.4％、２５〜
３４歳で6.3％と高い水準です。
１５〜２４歳男性の失業率は10.1％で、各年代別で唯一、１０％
台を超えました。
金融危機と世界不況の波をやっと乗り切ったかと思ったら、今度は
デフレの、何時晴れるのかも知れない霧に包まれてしまいました。
このような状況下で、日夜再就職に向けて奮闘している中高年の
皆さんには、どう励ましたらよいのでしょうか。

はっきり申し上げて、若年者でさえ厳しい現況では、中高年の方
が希望のとおり再就職できる可能性は低い、としか言えません。
事前書類審査をパスし、筆記試験をパスして面接検査に到達できる
確率は、鮭の稚魚が成魚となって、生まれた川を遡上するに等しい
厳しさがあります。
ですが、このブログは、就職活動に励んでいる方々に水を差すよう
なことを申しあげるのが目的ではありません。
このような状況下でも、再就職をめざしてどんなに小さい可能性で
もあきらめずに果敢にチャレンジしてる皆さんを応援したいのです。
中高年には、若者とは違った中高年のための再就職・転職の戦略が
必要になってきます。
中高年の就職活動は、体力・気力面での勝負とも言えます。
個々人の能力の差ではなく、「途中であきらめた人の負け」という
ような、チキンレースの様相になっています。
半年・１年と長引けば長引くほど体力・気力は衰え、就職の意欲も
失せてしまいます。

ですから、退社日が決まる前から、活動を始めて、退社後９０日
以内には、内定を獲得しなければなりません。
中高年の再就職は、不況・現実という高いハードルをいくつも
飛び越えなければゴールにはたどりつけません。
そのことを十分に踏まえ、しっかりとした戦略を立てなければなら
ないのです。
このブログが、そんなあなたの活動の一助になれば幸いです。